Q. 床清掃は床材に悪いですか?
Answer
床材と洗浄方法の組み合わせが悪いと床材に悪いです。
床の清掃は基本的に水と洗剤を使って行います。
したがって「水に弱い」か「洗剤に弱い」床材の場合は床材にダメージを与えてしまうこともあります。
したがって施工前にしっかりと床材を確認する必要があります。
フローリングなどの木材はもともと水に弱い床材です。
表面に撥水性をもたせるような表面加工してあるだけです。
過度に水を使うような施工をすると床材がダメージを受けることがあります。
剥離清掃などは水を多く使う作業なので、相性は悪いです。
なるべく剥離清掃をしなくて良い方法で清掃の計画を立てることが大切です。
病院などで使われることもあるリノリウム系の床材はアルカリに弱いです。
自然素材で人気がありますが、清掃については注意が必要です。
アルカリ性の洗剤は清掃現場ではよく使われます。
しかし、リノリウムにアルカリ性の洗剤を使うと変色の原因となります。
他にも、そこまで使われている床材ではないですが、コルク、大理石、なども注意が必要な床材ですね。
いずれにせよ、施工前の床材の見極めが何よりも大切なのですが、知識と経験が無いと意外と間違えてしまうものです。建築した時やリフォームした際などの資料はしっかりと保管しておき、清掃業者に情報共有頂くと確実かと思います。
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